2026.04.17(Fri) がんじゅ
就労選択支援 はどんな人に使う?|現場で多い相談ケースと活用タイミング
今、こんなケースがあればご相談ください| 就労選択支援 6ヶ月の実践から見えてきたこと
就労選択支援 を開始して6ヶ月。
少しずつケースが増えてきました。
制度の説明は少しずつ広がってきていますが、
実際には、
「どんなケースで使えばいいのか分かりにくい」
という声を多くいただきます。
そこで今回は、これまでの実践をもとに、
実際にご相談いただくことが多いケースを整理しました。
① 働きたい気持ちはあるが、方向性が定まらないケース
・働きたいとは言っている
・でも不安も強い
・一般就労か、就労移行か、B型か迷っている
このようなケースでは、
「とりあえず」で進路が決まってしまうことも少なくありません。
就労選択支援 では、
面談と模擬作業体験を通して、
本人の中にある迷いを言葉にしていくことができます。
② B型利用が適切かどうか迷っているケース
・現状ではB型が現実的に見える
・しかし、このままで良いのか判断が難しい
こうしたケースでは、
「なぜB型なのか」を整理できていないまま利用開始となることもあります。
選択支援 を挟むことで、
・今の段階での選択理由や受けたい支援(サービス)の内容
・今後の見通し
を明確にすることができます。
③ 本人と家族の意向にズレがあるケース
・本人は働きたい
・家族は慎重になっている
またはその逆もあります。
このような場合、
第三者的な視点でのアセスメントが入ることで、
共通の土台で話し合いがしやすくなります。
④ 医療と就労の間で判断が止まっているケース
・主治医の意見
・本人の希望
・支援者の見立て
それぞれにズレがあり、
進路が決まらないまま時間が経過しているケースです。
就労選択支援 では、
関係機関での情報共有を行いながら、
今の状態に合った現実的な選択を一緒に考えていきます。
就労選択支援 は「決める支援」ではありません
これまでのケースを通して感じているのは、
就労選択支援 は
「進路を決めるための支援」ではなく、
「迷える時間を保障する支援」
だということです。
無理に進めることも、
結論を急ぐこともありません。
こんなときは、一度ご相談ください
「このケースは使った方がいいのか迷う」
「今の支援の方向性でいいのか判断に悩む」
そんな段階でのご相談も歓迎しています。
カンファレンスへの参加や情報共有のみでも構いません。
紹介を前提としないご相談もお受けしています。
迷っているケースがありましたら、
お気軽にご連絡ください。
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