2026.06.26(Fri) がんじゅ
精神障がい 家族として何をしてあげればいいのでしょうか?|「頑張れ」より大切な関わり方
家族として何をしてあげればいいのでしょうか?|「頑張れ」より大切な関わり方
「このままで大丈夫なのだろうか」
「どう声をかけたらいいのか分からない」
「何かしてあげたいけれど、どうしたらいいのだろう」
精神障がい や発達障害のあるご家族を支えている方から、このようなご相談をいただくことがあります。
家族だからこそ心配になる。
家族だからこそ、つい厳しい言葉をかけてしまう。
そんな経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、ご家族として本人を支える際に大切な考え方についてお話ししたいと思います。
本人も「このままではいけない」と思っていることが多い
ご家族からよく聞かれる言葉があります。
- 働いてほしい
- 外に出てほしい
- 昼夜逆転を何とかしてほしい
- もっと前向きになってほしい
どれも自然な気持ちです。
しかし、多くの場合、本人も同じように感じています。
「働かなければ」
「外に出なければ」
「変わらなければ」
そう思っていても、思うように動けない苦しさを抱えていることがあります。
そのため、励ましのつもりでかけた言葉が、本人にとってはプレッシャーになってしまうこともあります。
「頑張れ」が苦しくなることもあります
家族として応援したい気持ちから、
「頑張って」
「もっと外に出てみたら?」
「その気になればできるでしょ」
と声をかけたくなることがあります。
しかし、本人がすでに精一杯頑張っている場合、その言葉は
「頑張れていない自分はダメなんだ」
という気持ちにつながってしまうことがあります。
大切なのは、変化を急がせることではなく、本人の今の状態を理解しようとすることです。
まずは「話を聞く」ことが支援になることがあります
特別なアドバイスをしなくても、
- 最近どう?
- 何か困っていることはある?
- 今日はどうだった?
そんな何気ない会話が支えになることがあります。
解決策を伝えることよりも、
「自分の話を聞いてもらえた」
という経験が安心感につながる場合も少なくありません。
家族だけで抱え込まないことも大切です
長期間支援を続けていると、
- 自分の関わり方が正しいのか分からない
- 将来が不安になる
- 疲れてしまう
- イライラしてしまう
ということもあります。
それは決して珍しいことではありません。
ご家族自身も支援を受ける側であって良いのです。
相談支援専門員や医療機関、訪問看護、障害福祉サービスなど、地域にはさまざまな支援機関があります。
家族だけで何とかしようとせず、周囲の力を借りることも大切な選択肢です。
生活訓練という選択肢があります
精神障がい や発達障がいのある方の中には、
- 働くことに不安がある
- 生活リズムが乱れている
- 人との関わりに自信がない
- 日中活動の場がない
という方もいます。
そのような方にとって、自立訓練(生活訓練)は、
「生活を整えるための場所」
として活用できるサービスです。
いきなり就職を目指すのではなく、
- 外出する習慣をつくる
- 人との関わりを経験する
- 生活リズムを整える
- 自分自身を理解する
といったところから始めることができます。
私たちが大切にしていること
私たちは、利用者の方一人ひとりのペースを大切にしています。
「早く就職しなければ」
「もっと頑張らなければ」
ではなく、
「今できることを少しずつ増やしていく」
ことを大切にしています。
そして、ご本人だけでなく、ご家族の不安や悩みにも耳を傾けたいと考えています。
まずはご相談からでも大丈夫です
本人がまだ利用を考えていなくても構いません。
ご家族だけのご相談でも大丈夫です。
「どう関わればいいのか分からない」
「利用できるサービスがあるのか知りたい」
そんな段階でもお気軽にご相談ください。
一緒に、ご本人に合った方法を考えていきましょう。
よければこちらも参考にしてください。
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