2026.06.11(Thu) がんじゅ
特別支援学校 卒業後の進路に迷ったら|就労選択支援で自分に合った働き方を見つけよう
【 特別支援学校 の保護者・先生向け】就労選択支援とは?卒業後の進路を一緒に考える新しい制度
「卒業後、この子に合った進路はどこだろう?」
特別支援学校 高等部の進路を考えるとき、こんな悩みはありませんか?
- 一般就労を目指したいけれど、本人に合っているか分からない
- 就労移行支援や就労継続支援B型の違いがよく分からない
- 本人の希望と保護者の思いが違う
- 卒業後の生活がイメージできない
- 本人が自分の進路について十分考えられているか不安
進路選択は、ご本人だけでなく、ご家族や学校の先生にとっても大きなテーマです。
そんな時に活用できるのが、「就労選択支援」です。
就労選択支援は、「どこに行くか」を決めるための制度ではありません。本人が自分に合った働き方や進路を考え、納得して選ぶための制度です。
特別支援学校 向け、就労選択支援とは?
簡単に言えば、就労選択支援は「自分らしい働き方を見つけるための進路相談」です。
一般就労、就労移行支援、就労継続支援B型など、さまざまな選択肢の中から、ご本人の希望や強み、特性に合った進路を一緒に整理していきます。
そのために、面談や作業体験、関係機関との話し合いを通じて、ご本人自身が自分のことを理解し、進路について考える機会をつくります。
こんな方におすすめです
- 卒業後の進路に迷っている方
- 一般就労と福祉サービスのどちらが良いか悩んでいる方
- 本人の希望を大切にしながら進路を考えたい方
- 自分に向いている働き方を知りたい方
- 進路について相談できる場所を探している方
就労選択支援では何をするの?
① 面談・情報整理
まずは、ご本人の希望や興味、将来への思いを整理します。
- どんな仕事に興味があるか
- どんなことが得意か
- どんなことに不安があるか
- 将来どんな生活を送りたいか
こうした内容を参考にしながら、一緒に進路を考えていきます。 情報整理の期間は、専用のアセスメントシートを使い、自分で項目を選択していきます。 私たち支援者は、”選択ができる状態”になることを支えます。
② 作業体験(アセスメント)
実際に作業を体験しながら、働く場面での様子を確認します。
ここで大切なのは、「できる・できない」を評価することではありません。
どんな作業が好きなのか、どんな環境が合っているのかを一緒に考えることが目的です。 この様子をもとに、本人と支援者とでアセスメントシートに共同評価を加えていきます。
③ 関係機関との話し合い
学校の先生や相談支援専門員など、関係機関とも情報共有を行います。
ご本人だけでは気づきにくい強みや可能性について、多角的な視点から整理していきます。
④ 結果の共有と進路の提案
面談や作業体験を通して見えてきた内容を、ご本人と一緒に振り返ります。
そのうえで、今後考えられる進路や支援について支援者のサポートのもと、ご本人が選び、決断します。 支援者が行うのは、ご本人の決断を実現させる手助けを考え、支える事です。
私たちが大切にしていること
「働けるか」ではなく、「どう働きたいか」
就労選択支援を行う中で、私たちが大切にしている考え方です。
進路選択では、「どこに行くか」が注目されがちです。しかし、本当に大切なのは、ご本人がどのような働き方を望み、どのような生活を送りたいかを考えることです。
就労選択支援は、そのための「考える時間」と「体験する機会」を提供する制度だと考えています。
保護者の皆さまへ
進路を考えるとき、「失敗させたくない」「少しでも良い選択をしてほしい」と思うのは自然なことです。
しかし、周囲が決めた進路よりも、ご本人が納得して選んだ進路の方が、その後の意欲や継続につながることも少なくありません。
就労選択支援は、ご本人だけでなく、ご家族にも安心して進路を考えていただくための制度です。
学校の先生方へ
卒業後の進路選択は、限られた期間の中で大きな決断を行う必要があります。
就労選択支援では、学校での様子に加え、地域資源や福祉サービスの視点も含めて進路を考えることができます。
本人中心の進路選択を支えるための選択肢として、ぜひ活用をご検討ください。
まずはお気軽にご相談ください
進路選択は、一人で悩むものではありません。
就労選択支援は、「どこへ行くか」を決める制度ではなく、「どう選ぶか」を支える制度です。
私たちは、ご本人が自分らしい働き方や進路を見つけられるよう、一緒に考えていきます。 卒業後の進路に迷っている方、 ご本人に合った働き方を知りたい方、 まずはお気軽にご相談ください。
※ ご本人・ご家族・学校関係者・相談支援専門員の方からのお問い合わせを受け付けています。